マドンナ

ゆうさんは本当の母親じゃない。10年前に親父が再婚した相手がゆうさんだった。結婚から1年後、親父が亡くなってからは女手一つで血の繋がらない僕を育ててくれた。母として、女としてゆうさんに憧れを抱いていた僕の願いはゆうさんを幸せにする事だった。しかし、その願いは悪友・ゆづるによって打ち砕かれる。僕を出し抜き、仮病で早退してゆうさんに接近するゆづる。不安が頂点に達した僕は一目散に自宅へ戻ったのだが…。

「ドラマみたい…やっても良いよ？優太くんの彼女役…。」親友の優太から母に結婚を諦めさせたいと頼られた僕達夫婦。丁重に断るつもりが杏が案外乗り気な様で渋々許可する事になる。そして数日後、彼女のフリが成功して満足そうに帰宅した杏の姿と証拠として撮影した二人の写真を見て、僕はどこか複雑だった。それからも優太の母が訪ねてくる度に杏を貸していたのだが3度目のデートを終えた日、杏の様子がおかしくて…。

旦那は長期出張で息子・和也と2人暮らしの凛。ある日、和也の同級生・芦田が和也をイジメた罪悪感から謝罪に訪れて…。素直に謝る彼の境遇に思わず同情してしまった凛は、なにくれとなく世話を焼き始める。だが親切心を仇で返す芦田の本心は凛を●すことで…。2人きりになるや彼女と強引に契りを結ぶ。不可抗力とはいえ息子の同級生との不貞関係に思い悩む凛。しかし、久しぶりに味わった男根の悦びに身体は疼きを抑えきれず…。

「今日、室井室長から話があったんだ。俺、昇進するかもしれない。」嬉しそうに話す夫に、私は心から喜ぶ事が出来なかった。むしろ、夫を騙している苦しさからぎこちない笑顔を浮かべることしかできなかった。あの日から私は、室井さんに服従していた。『私が耐えることで彼は出世し、私たちは幸せになれる。』そう自分に強く言い聞かせた。しかし、私の肉体は罪悪感から逃れるようにのめり込んでいった。そして、7日目の夜…。

結婚して3年、まさしさんと幸せな日々を過ごしていた私は、まさしさんとの子を望み妊娠しやすい時期を調べていました。今日はその日…。しかし、まさしさんは元職場の部下・大木さんを連れてきたのです。計画は失敗に終わると、翌日、私は大木さんに宿泊先のホテルへ呼び出されました。渡したいものがあると…。そして、危険日だったその日に中出しされたのです。それから大木さんは危険日と知りながら訪ねて来るようになり…。